2.頸管縫宿術ってどういう手術ですか? |
妊娠中期以降の流早産の原因として最も多いものは頸管無力症であり、原因の約半分を占めていると言われています。妊娠中・後期になって、何の誘因もなくまた陣痛様の痛みもないままに、自然に子宮口が開いてしまうことにより流早産に至るため、その治療ないしは予防策として、子宮頸管を縫宿する手術が行われるのが一般的です。 |
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いずれの手術においてもかなりの流早産予防効果が期待できるものですが、前&後膣壁を切開した上で糸をかけるというシロッカー手術に比べて、手技が簡単であり手術時間も短くて済む(=手術操作による流早産の誘発も少なくできる)マクドナルド手術の方が一般的に好んで行われるようです。 以上が頸管縫宿術の概要です。 |
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