受診のススメ
がん検診編


「受けたほうがいいものなの?」「痛くないの?」「いつから受ければいいの?」
ここではがん検診に対するそんな疑問について説明します。

いつから受ければいい?

いつからがんになる可能性があるのか・・・?
可能性から言えば、処女でなければ頚がんになる可能性は充分あります。
「LADY'S HOME」の管理人をしていて思いのほか20代のがん経験者の多いことに驚きました。
一般には「子宮がん検診は30歳から」と言われていますが、子供を欲しいと思う年齢(25歳くらい)には受け始めるのがお勧めです。
他の病気になったときや出産のときの病院選びのつもりで、年に一度自分の体をチェックしてみてはいかがでしょうか?
 # がん検診の適応年齢が引き下げられることになりそうです。

痛くないの?

子宮がん検診には頚がんと体がんの検査があります。
一般的にがん検診と言われているのは「頚がん」のほうで、これはほとんど痛みはありません。
「あれ??」と思ったら終わっているという感じです。
体がんの検査は子宮内から組織をとるので、ちくっとしたり人によっては微量の出血や少し強めの痛みを感じるかもしれません。

受けなきゃいけないものなの?

まあ個人の自由といえばその通りです。
ですが、婦人科系の病気には本当に症状が無いまま進行する物が多いのです。
がんもその一つですが、筋腫や卵巣腫瘍も初期ではほとんど症状が無いため、気がついたときには子宮や卵巣を摘出するしかなくなってしまう人がいるのも事実です。
そういった病気もがん検診に通っていてエコーや内診を受けていれば早めに発見でき、腫瘍だけの摘出や筋腫核だけの摘出で済む可能性もあります。
将来子供を持ちたいと願っているのであれば、出産する病院をいきなり近いからという理由だけで決めるのではなく、じっくり選ぶ余裕も持てますよね?
何か病気になったとき、妊娠したとき、ほかにも産婦人科を行く必要ができたときに検診でいい病院を見つけておけば、改めて病院を探す必要が無いのです。
病気になってから自分に合う病院を探すのははっきりいってかなり辛いです。(私も経験者です)
検診であれば、何も問題が無いときに毎年病院を変えて受けておくと、自分にとっていい病院にいざというときいつでも行けるのです。
検診は自分の体のための保険だと思ってくださいね。


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