９．陰部にしこりのようなものができた

　大陰唇やそけい部など、性器の周辺に「しこり」を感じる場合には、脂肪腫やアテローマである可能性が高いでしょう。また、これに痛みを伴う場合には細菌感染を起こした場合、ないしは毛嚢炎や外陰フルンケルの場合と考えられます。
　それぞれについては、「７．おできのようなものができて痛むようになった」に記載してありますので、そちらを参考にして下さい。 　

　一方、膣の入り口の左右どちらかにしこりを触れるようになった場合には、これはバルトリン腺の疾患が疑わしくなります。
　バルトリン腺の疾患（バルトリン膿瘍など）については同じく「７．おできのようなものができて痛むようになった」に記載があります。こちらを参考にして下さい。