14.GBSって何ですか?妊娠にどういう影響があるのですか? |
GBSとは、Group B Streptococcus、すなわちB群溶血性レンサ球菌を指します。 また、妊娠中〜後期にGBS感染がある場合、絨毛膜羊膜炎を起こして破水し、早産となる心配があると考えられています。また、GBSがプロスタグランディンを産生するためこれが子宮収縮を促し、切迫早産の原因にもなりうるとの報告もあります。 このような理由から、妊娠中〜後期にかけてGBS検査(おりものの培養検査です)を行う施設が増えてきていますが、GBSという病原菌に関してはまだまだ研究段階にあるものと考え、評価に対しては慎重にとの考えからあえて検査を行っていない施設もありますので、その点もご了承下さい。 |